July 19, 2018 / 4:12 AM / 3 months ago

豪就業者数、6月は前月比5.09万人増 今年一番の伸び 

[シドニー 19日 ロイター] - オーストラリア連邦統計局が19日発表した6月の雇用統計は、企業がフルタイム就業者の採用を増やしたことを反映し、就業者数が今年一番の伸びを示した。

 7月19日、オーストラリア連邦統計局が発表した6月の雇用統計は、企業がフルタイム就業者の採用を増やしたことを反映し、就業者数が今年一番の伸びを示した。写真は銀行で働くトレーダー。シドニーで2016年9月撮影(2018年 ロイター/David Gray)

ただ、新たに労働力人口に加わった求職者数も増加したことから、失業率は前月から変わらずとなった。こうしたトレンドが、同国で必要とされる賃金の伸びを抑制している。

6月の就業者数は前月比5万0900人増加し、予想の1万7000人増を大きく上回った。増加幅は昨年11月以来の高水準。

そのうちフルタイム就業者は4万1200人の増加だった。

ここ数カ月、低調さが続いていたため、政策担当者にとっては安堵させられる内容と言える。

年間の雇用の伸びも2.8%に加速し、米国の1.6%を大幅に上回った。

失業率は5月と変わらずの5.4%。主に女性の求職者数が増加した。

労働参加率は過去最高水準をやや下回る65.7%に上昇した。

6月の雇用統計では、労働力の供給が引き続き需要に見合う形で増えているため、賃金や物価への上昇圧力は緩和しており、当面は豪準備銀行(中央銀行)に利上げを催促する要因とはなりそうにない。

RBCの上級エコノミスト、スー・リン・オング氏は「今回の統計で中銀は、今年前半の雇用の弱さが一時的だったとの自信を深めるだろう。ただそうは言っても、市場にはまだ大量のスラック(需給の緩み)がある」と指摘。

「そうした余剰資源を吸収するためには、トレンドや平均を上回る雇用の伸びが続く必要がある。スラックを緩和し、賃金伸び率を押し上げるためには、今回と同程度のさらに多くのデータが必要だ」との見解を示した。

豪中銀はほぼ2年近く政策金利を過去最低水準の1.5%に据え置いており、市場も2019年後半まで利上げが実施される確率は低いとみている。

豪ドルの対米ドル相場AUD=D3は雇用統計の発表を受けて小幅上昇したものの、金利に関するこうした観測が上値を抑制している。

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