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豪就業者数、1月は前月比+3.91万人 予想上回る

[シドニー 21日 ロイター] - オーストラリア連邦統計局が21日に発表した1月の雇用統計は、フルタイム雇用が増えたことで就業者数の伸びが市場予想を上回り、失業率は約7年ぶりの低水準を維持した。

 2月21日、オーストラリア連邦統計局が発表した1月の雇用統計は、フルタイム雇用が増えたことで就業者数の伸びが市場予想を上回り、失業率は約7年ぶり低水準を維持した。写真は建設現場の作業員。シドニーで昨年2月撮影(2019年 ロイター/Daniel Munoz)

就業者数は前月比3万9100人増加し、増加幅は市場予想の1万5000人を上回った。12月の就業者数は1万6900人増に下方改定された。

統計発表後、豪ドルは一時、2週間ぶり高値となる1豪ドル=0.7208米ドルを付けた。

豪ドルはその後、ウエストパック銀行が国内主要銀行で初めて年内の利下げを予想したことで下落。ただ、ウエストパックのチーフエコノミスト、ビル・エバンズ氏は、今回の強い雇用統計が利下げ予想のリスク要因になるとの見方を示した。

国内住宅市場が低迷する中、豪中銀は労働市場が賃金上昇やインフレ加速をけん引することを期待している。

中銀のデベル副総裁も最近の講演で、労働市場が国内経済にとって重要な役割を果たすと強調している。

1月の失業率は前月から横ばいの5.0%で、2012年4月以来の低水準を維持した。労働参加率は65.7%に上昇。求職者数が増加したが、失業率は横ばいとなった。

CommSecのチーフエコノミスト、クレイグ・ジェームズ氏は「今回の統計は、豪中銀が引き続き長期間金利を据え置くことを意味する」と指摘。「強い雇用市場と長期にわたる低金利を踏まえると、シドニーやメルボルンの住宅価格下落に起因する景気全般の鈍化の可能性は低下する」と述べた。

労働需要の先行指標も、今後の一段の雇用拡大を示唆しており、家計消費にプラスになるとみられている。

*内容を追加しました。

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