August 21, 2018 / 12:55 AM / 3 months ago

ターンブル豪首相、自由党党首選で勝利 不透明感続くとの見方

[シドニー 21日 ロイター] - オーストラリアのターンブル首相は21日、自由党の党首選を行い、ダットン内相を48対35で抑えて勝利した。ターンブル首相は党内の結束を呼び掛け、結束できなければ次期選挙で敗北するリスクがあると述べた。

 8月21日、オーストラリアのターンブル首相(写真)は、自由党の党首選を行い、ダットン内相を48対35で抑えて勝利した。ベルリンで4月に撮影(2018年 ロイター/Fabrizio Bensch)

その後議会では、野党による首相への不信任案を与党自由党議員の結束で否決した。

世論調査での支持率低迷などを背景に党内で批判が出る中、ターンブル首相はこれより先、党の会合で党首の座を空席と宣言し、党首選の実施を呼びかけた。

党首選には勝利したものの、ターンブル氏の立場を巡る不透明感は続く見通しだ。

豪フリンダース大学のヘイドン・マニング政治学教授は「オーストラリアの政治は2段階での首相交代劇を何度も見てきた。投票結果が僅差だったことを踏まえると、続きがあることは間違いない」と話した。

ダットン内相は自由党内の強力な右派勢力の支持を得た。

スカイ・ニュースは、党首選での敗北を受けてダットン氏が内相を辞任したと報じた。

ダットン氏は役職のない一般議員となるが、新たな党首選を目指して支持集めに動く可能性がある。

オーストラリアの次期総選挙は2019年5月までに実施する必要があり、ターンブル首相は総選挙を早期に実施して事態の打開を試みる可能性がある。ただ、11月終盤にビクトリア州選挙が予定されているため、年内に総選挙を実施する場合は10月末までに日程が制約されるとみられる。

モナッシュ大学のニック・エコノモウ政治学講師は「首相交代を迫る動きが再び出てくれば、総選挙に持ち込むことで党内基盤を固めるという選択肢がターンブル氏にはある」と述べた。

ターンブル首相の報道官は前倒し総選挙の可能性についてコメントを控えた。

自由党内ではこのところ、ターンブル政権が最重要と位置付けるエネルギー政策を巡り亀裂が深まっていた。

*内容を追加しました。

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