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テスラ車電池で電力供給網支援へ、豪大学が可能性を研究

 11月17日、オーストラリアのクイーンズランド大学(UQ)は、米電気自動車(EV)大手テスラの車を保有するオーナーを世界中から募り、テスラ車の予備電池容量が将来的にエネルギー供給網を支え、家庭に電力を供給できるかどうかを分析すると発表した。写真は充電中のテスラ車。2018年11月撮影(2021年 ロイター/Wolfgang Rattay/File Photo)

[シドニー 17日 ロイター] - オーストラリアのクイーンズランド大学(UQ)は17日、米電気自動車(EV)大手テスラの車を保有するオーナーを世界中から募り、テスラ車の予備電池容量が将来的にエネルギー供給網を支え、家庭に電力を供給できるかどうかを分析すると発表した。

この研究プロジェクトは、分析プラットフォームのTeslascopeと提携しており、EVオーナーが現在どのように車を運転し、充電しているかを検証する世界初の試みだという。

研究の第1フェーズでは、オーストラリア、米国、カナダ、ノルウェー、スウェーデン、ドイツ、英国のテスラ車オーナーが応募可能。このプログラムは今後、他のEVメーカーにも拡大される可能性がある。

世界的にEVの台数が増える中、科学者らは輸送業界の排出量削減に貢献するだけでなく、電池が他のクリーンなエネルギーサービスをいかに提供できるか模索している。

UQの研究者によると、ほとんどのEVは1日の航続距離400キロのうち8分の1程度しか走らないため、エネルギーを蓄えたり、「vehicle-to-grid(Ⅴ2G)」チャージャーを利用して電力を供給網に送ることができる。

UQの研究フェロー、ジェイク・ホワイトヘッド氏はロイターに対し、「(この研究は)国際的にEV政策の参考になるだけでなく、EVを車輪の上に載った電池として活用することの実現可能性を評価する上でも重要だ」と述べた。

この研究では、まず500人のテスラ車オーナーを募集し、車のソフトウエアインターフェースを通じて利用データを収集する。オーナーには見返りとしてTeslascopeのプレミアムサブスクリプションを1年間無料で提供する。

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