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アジア航空各社がサーチャージ引き下げ、運賃は値上げの可能性も

 1月27日、原油価格の下落を受け、アジアの航空各社が相次いで燃油サーチャージを引き下げる動きを見せている。写真はオーストラリアのカンタス航空の旅客機。シドニーの空港で2011年6月撮影(2015年 ロイター/Daniel Munoz)

[シドニー/シンガポール 27日 ロイター] - 原油価格の下落を受け、アジアの航空各社が相次いで燃油サーチャージを引き下げる動きを見せている。ただ、利益確保のため航空運賃は値上げされる可能性も高い。

オーストラリアのカンタス航空QAN.AXは27日、サーチャージを撤廃すると表明。同時に、基本運賃を値上げする方針も示した。原油価格は下落しているものの、国際線での競争激化の影響を相殺するには至らないためという。

航空業界の専門家は、運賃を引き下げれば利益をさらに圧迫することになるため、他の航空各社もこの動きに追随する可能性が高いとみている。現在、1席あたりの利益はわずか6ドルにすぎない。

国際航空運送協会(IATA)の試算によると、原油価格の下落で2015年の航空会社の利益は50億─250億ドル押し上げられる見通し。一方、1席あたりの利益の増加は1─7ドルにとどまるという。

これまでにサーチャージの撤廃または引き下げを表明したのは、マレーシアのエアアジアAIRA.KL、フィリピン航空[PHL.UL]、台湾の中華航空2610.TWおよびエバー航空2618.TWなど。カタール航空やアラブ首長国連邦(UAE)のエミレーツ航空[EMIRA.UL]も、引き下げの検討を表明した。

一方、シンガポール航空SIAL.SIやガルーダ・インドネシア航空GIAA.JKなどはサーチャージを維持する方針。

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