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豪格付け見通し「安定的」に引き上げ、コロナ禍からの急回復で=S&P

[7日 ロイター] - S&Pグローバル・レーティングは7日、オーストラリアの長期格付け見通しを「ネガティブ」から「安定的」に変更したと発表した。

新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)からの「急速な景気回復」が変更の理由だと説明した。

長期および短期ソブリン格付けは「AAA」と「A-1+」で据え置いた。

オーストラリア経済は、コロナ禍に大規模な財政・金融政策で効果的に対応したおかげで、コロナ禍前の水準へと急速な回復を遂げた。

S&Pは、政府の財政赤字が2020/21年度(21年6月末までの1年)に国内総生産(GDP)比10%に達した後、2-3年間で3%に縮小していくとの確信を強めたとし「豪政府の政策対応と力強い経済回復により、同国の経済・財政に関する当社の見通しの下振れリスクが低下した」と声明で述べた。

高水準の対外債務や家計債務に対する懸念は、主要な経済ショックへの対応実績により緩和されたとした。

オーストラリアは、S&Pなどの3大格付け会社が最上級格付けを付与している9カ国のうちの一つ。

経済がパンデミック前を上回った国はオーストラリアなどごく一握りの国にとどまる。デロイト・アクセス・エコノミクスによると、先進国は平均でパンデミック前より2.7%縮小している。

オーストラリア・ニュージーランド銀行(ANZ)が7日発表した5月の豪求人広告は12カ月連続の増加で2008年以来の高水準だった。これを受け、エコノミストは現在5.5%の失業率が22年末までに4.4%に低下するとみている。

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