November 27, 2019 / 2:50 AM / 18 days ago

豪経済、景気支援で大規模支出なら格下げリスク=S&P

 11月27日、格付け会社S&Pグローバル・レーティングは、オーストラリア政府が景気をてこ入れするために大規模な財政支出を行えば格下げのリスクがあるとの見解を明らかにした。写真はニューヨークの金融街にあるS&Pのオフィス。2018年12月13日撮影(2019年 ロイター/Brendan McDermid)

[シドニー 27日 ロイター] - 格付け会社S&Pグローバル・レーティングは27日、オーストラリア政府が景気をてこ入れするために大規模な財政支出を行えば格下げのリスクがあるとの見解を明らかにした。

オーストラリアの格付けは現在最上級の「トリプルA」。S&Pは2018年終盤に格付け見通しを「ネガティブ」から「安定的」に引き上げ、財政収支の黒字化に向けた政府の取り組みなどを理由に挙げた。2020年の財政収支は小幅な黒字が見込まれている。

S&Pのクレジット・アナリスト、アンソニー・ウォーカー氏は「格付け見通しの変更後、オーストラリア準備銀行(中央銀行)は景気を刺激するため金利を一段と引き下げた」と指摘した。

モリソン政権に対してもインフラ整備などの財政支出を求める声が強まっている。

ウォーカー氏は「もし景気刺激策に大規模な支出が含まれ財政の見通しが変われば、格付けと格付け見通しに下方圧力が高まる恐れがある」と述べた。

財政支出は経済を支援する可能性が高いものの、経済へのショックへの対応が将来必要になった場合に財政の柔軟性を弱めかねない」との見方を示した。

「オーストラリアは他のトリプルA格付け国と比べて対外債務が多いため、同国の格付けには健全な財政状況が重要とわれわれは考えている」と述べた。

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