March 24, 2020 / 2:38 AM / 11 days ago

豪中銀、流動性69億豪ドル供給 国債40億豪ドル買い入れへ

[シドニー 24日 ロイター] - オーストラリア準備銀行(RBA、中央銀行)は24日、69億豪ドル(40億6000万ドル)の流動性を金融システムに供給した。

RBAは40億豪ドル相当の国債を買い入れる方針も示した。新型コロナウイルスの感染拡大が経済に及ぼす影響を緩和することが狙い。

RBAは国際金融市場が混乱した今月12日以降、650億豪ドル近い流動性を金融システムに供給。今月20日には「無制限」の量的緩和を開始し、90億豪ドルの国債を購入している。

こうした措置はこれまでのところ奏功しており、イールドカーブはフラット化している。RBAは短期債利回りを政策金利の0.25%付近に維持することを目指している。

ただ、約30年ぶりとなる景気後退の回避は難しい情勢だ。

ウエストパックのエコノミスト、ビル・エバンズ氏は、4-6月の失業率の予想を7%から11.1%に修正。4-6月の経済成長率がマイナス3.5%になるとの見通しを示した。

この日発表となった3月のCBAサービス部門購買担当者景気指数(PMI)は39.8と、記録的な低水準に落ち込んだ。渡航制限やイベントの中止で飲食店や観光業が大きな打撃を受けた。

コモンウェルス銀行のカード支出に関するデータによると、食品・アルコール・医療以外の支出は低迷している。

ANZとロイ・モーガンの週間消費者信頼感指数は72.2と、30年ぶりの低水準となった。

CommSecのチーフエコノミスト、クレイグ・ジェームズ氏は「景気後退の回避が難しいことは明らかだ」とした上で「4-6月期と7ー9月期は大量の資金が供給されるだろう。こうした速やかな刺激措置により、国内経済は比較的早く回復するはずだ。ただ、ダメージの多くは数カ月ではなく数年にわたって残るとみられる」と述べた。

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