July 2, 2019 / 5:33 AM / 3 months ago

豪中銀が2カ月連続で利下げ、過去最低の1%に 一段の引き下げも

[シドニー 2日 ロイター] - オーストラリア準備銀行(RBA、中央銀行)は2日、政策金利のオフィシャルキャッシュレートを25ベーシスポイント(bp)引き下げ、過去最低の1%とすることを決定した。

 7月2日、オーストラリア準備銀行は、政策金利のオフィシャルキャッシュレートを25ベーシスポイント引き下げ、過去最低の1%とすることを決定した。写真はシドニーの同行本店前で2017年2月に撮影(2019年 ロイター/Steven Saphore)

利下げは6月に続き2会合連続。停滞する豪経済を再活性化し、失業率を抑える狙いがあるが、成果を挙げるには一段の刺激策が必要になるかもしれない。利下げ余地が乏しくなったことから非伝統的な緩和策が打ち出される可能性も出てきた。

ロウ中銀総裁は声明で「今回の金融緩和は雇用の伸びを支援し、インフレが中期目標に沿った水準になるとの信頼感を高めることになる」と述べた。

総裁はまた、労働市場の状況を注視し、「必要ならば」成長支援に向け政策を調整すると表明した。

金融市場<0#YIB:>は既に、年末までの0.75%への利下げを織り込む水準にある。市場の織り込み度合いを反映し、中銀の発表後も豪ドルAUD=D3は0.6980米ドル近辺で小動きとなった。

ロウ総裁は理事会の数時間後にダーウィンで講演し、一段の利下げがあり得ることを示唆した。

「今後数カ月で状況がどうなるか緊密に監視する」と述べた上で、状況を踏まえて完全雇用に近づき、インフレ目標を達成するために、必要に応じて再び金利を調整する用意があると表明した。

また保守連合政権に対し、財政政策によって景気を下支えするよう求めた。

HSBCの首席エコノミスト、ポール・ブロクサム氏は「連続利下げは切迫感の表れだ」と述べ、中銀が成長についてかなり懸念しているとの見方を示した。

ウエストパックの首席エコノミスト、ビル・エバンズ氏は「現時点でわれわれは11月までにあと1回利下げがあるとみているが、2回となる下振れリスクがある。どうなるかは今後数カ月の状況次第だ」と語った。

*内容を追加しました。

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