September 3, 2019 / 5:11 AM / 13 days ago

豪中銀、政策金利を据え置き 追加利下げに含み

[シドニー 3日 ロイター] - オーストラリア準備銀行(中央銀行、RBA)は3日、政策金利のオフィシャルキャッシュレートを1%に据え置いた。6月と7月に実施した利下げの影響を見極める狙いとみられ、大方の予想通りの決定となった。

 9月3日、オーストラリア準備銀行(中央銀行、RBA・写真)は、政策金利のオフィシャルキャッシュレートを1%に据え置いた。2015年11月にシドニーで撮影(2019年 ロイター/Jason Reed)

ロイターがアナリスト36人を対象に実施した調査では、1人を除いて全員が据え置きを予想していた。

中銀は追加利下げに含みを持たせた。同国では賃金や住宅価格の伸び悩みが家計消費を圧迫する要因となっている。

中銀のロウ総裁は、国内消費が主な不透明要因になっていることを認めた上で、雇用・物価の押し上げには「長期にわたる低金利が求められると予想するのが合理的だ」と改めて表明。

「理事会は労働市場などの動向を引き続き監視し、経済の持続的成長と長期的なインフレ目標の達成を支えるために必要に応じて金融政策をさらに緩和する」との声明を発表した。

金融先物市場<0#YIB:>は、10月までに3度目の利下げがあり、政策金利が0.75%に引き下げられると予想。来年初めまでには4度目の利下げも実施され、政策金利が0.5%になるとの見方を織り込んでいる。

総裁は、最近の減税を受けた家計の可処分所得増加と住宅市場の「安定」が消費を支えるとの見通しを示した。

ただ目先の見通しは厳しく、4日発表の4─6月の国内総生産(GDP)は、中銀が最近下方修正した予測を下回るとみられている。エコノミスト20人の予想中央値は前期比0.5%増。中銀の予測は0.8%増となっている。

キャピタル・エコノミクスのエコノミスト、ベン・ウディ氏は「中銀は政策金利を据え置いた今日の理事会でやや楽観的な姿勢を示したが、今後数カ月で追加利下げが実施される公算が大きい」と指摘。

「国内経済はまだ難局を脱していないとみられる。雇用の伸びは経済活動に遅れて反応する傾向があり、当社は依然として、失業率が今後数カ月で5.5%に上昇すると予想している」と述べた。

オーストラリアでは雇用が大幅に増加しているものの、失業率は今年2月以降、5%を上回る水準で高止まりしている。中銀が目標とする4.5%を大幅に上回っている。

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