July 4, 2018 / 4:23 AM / 14 days ago

豪小売売上高、5月は予想やや上回る 資源輸出も好調

[シドニー 4日 ロイター] - オーストラリア連邦統計局(ABS)が4日発表した5月の小売売上高は、衣料品や百貨店の売上高が活況で、小幅ながら事前予想を上回った。

 7月4日、オーストラリア連邦統計局(ABS)が発表した5月の小売売上高は、衣料品や百貨店の売上高が活況で、小幅ながら事前予想を上回った。写真はシドニーのショッピングモールで昨年7月撮影(2018年 ロイター/David Gray)

消費の持ち直しは資源輸出の好調と併せ、豪経済成長の先行きにとって明るい材料と言える。

第1・四半期には消費の影が薄かったため、歴史的標準に比べれば小幅とは言え、予想を上回る小売売上高を受けて豪ドルは対米ドルAUD=D3で0.74米ドル台に上昇した。

5月の小売売上高は前月比0.4%増加し、予想の0.3%増加を上回った。また、4月の小売売上高は当初発表の0.4%増から0.5%増に上方改定された。

キャピタル・エコノミクスの豪経済担当責任者、ポール・デールズ氏は「今回のデータは豪経済が第1・四半期の障害を乗り越え、第2・四半期にはまずまずのペースを維持していることを示している」と述べた。

第1・四半期の豪国内総生産(GDP)伸び率は前期比1.0%と力強かったが、消費の寄与度は低水準にとどまっていた。

実際、小売売上高は前月比では4月と5月に増加したものの、年率ではなお2.5%に伸びが鈍化しており、以前は当たり前とみなされていた5%プラスの伸び率を大きく下回っている。

豪州の消費者は低い賃金伸び率や記録的水準の家計債務に圧迫され、海外製品との競争激化で値引きが広がる中、額面ベースの売上高も伸び悩んでいる。

年間の小売売上高はGDPの約18%を占め、流通業界は就業者数でもヘルスケアに続く主要部門であるため、これが豪経済全体にとっては逆風となっており、豪準備銀行(中央銀行)が今週の理事会でも政策金利を過去最低水準に据え置き、市場が来年遅くまで引き締めを見込んでいない大きな理由でもある。

一方、5月の豪貿易収支は黒字幅が8億2700万豪ドルと、4月の4億7200万豪ドルから拡大した。

輸出が前月比4%増加し、輸入の伸び率(同3%増)を上回った。

今年の総輸出額は鉄鉱石と石炭の主導で4000億豪ドルを超える軌道に乗っている。

過去数年にわたる多額の投資が寄与し、液化天然ガス(LNG)輸出の好調ぶりも目立った。

現在の予測によれば、LNG輸出量で豪州は間もなくカタールを抜き、世界1位に躍り出るとみられている。

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