August 16, 2018 / 4:37 AM / 8 months ago

豪失業率、7月は6年ぶり低水準 フルタイム就業者も大幅増加

[シドニー 16日 ロイター] - オーストラリア連邦統計局が16日発表した7月の雇用統計では、失業率が6年ぶりの水準に低下するとともに、フルタイムの就業者数が大幅に増加した。賃金が伸び悩んでいるが、いずれ回復するとの期待を持たせる堅調な内容となった。

 8月16日、オーストラリア連邦統計局が発表した7月の雇用統計では、失業率が6年ぶりの水準に低下するとともに、フルタイムの就業者数が大幅に増加した。写真はシドニーで2014年9月撮影(2018年 ロイター/Jason Reed)

失業率は5.3%で、6月の5.4%から低下した。2017年半ばから6月までは5.4─5.6%のレンジで推移していた。

労働参加率は65.5%に低下した。

全体の就業者数は1万5000人増の予想に反し、3900人の減少となった。ただ6月の就業者数は5万8300人増に上方改定された。

7月の就業者数減少はパートタイム就業者数の減少によるもの。同就業者数は2万3200人減少した一方、フルタイム就業者数は1万9300人増加した。

キャピタル・エコノミクスの首席エコノミスト、ポール・デールズ氏は「就業者の減少を懸念する必要はない。雇用の伸びは依然として十分に健全であり、失業率も引き続き低下している」と指摘した。

年間の雇用の伸び率は2.4%で、米国の1.6%を大きく上回っている。

デールズ氏は「経済構造が変化しているため、失業率がさらに低下しても、中銀が基調的物価上昇率を押し上げると期待する賃金の伸び加速にはつながらないだろう。その方が、より大きな問題だ」と述べた。

豪中銀はほぼ2年近く政策金利を過去最低水準の1.5%に据え置いており、市場も2020年まで利上げが実施される確率は低いとみている。

連邦統計局が15日に発表した第2・四半期の豪賃金価格指数(賞与除く時給ベース)は季節調整済みで前期比0.6%上昇したものの、伸び率は引き続き過去最低に近い水準だった。

アナリストは、パートタイムや臨時の仕事が増える傾向にあることも、賃金の伸びを鈍らせる一因だとみている。

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