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共和党上院議員グループ、バイデン政権に排ガス削減案撤回を要望

米共和党上院議員27人は25日、バイデン政権に対して、環境保護局(EPA)が打ち出した2032年までの新車の大幅な排出ガス削減案を撤回するよう要望した。写真はワシントンで昨年9月撮影(2023年 ロイター/SARAH SILBIGER)

[ワシントン 25日 ロイター] - 米共和党上院議員27人は25日、バイデン政権に対して、環境保護局(EPA)が打ち出した2032年までの新車の大幅な排出ガス削減案を撤回するよう要望した。

シェリー・ムーア・キャピト議員が主導するこのグループは書簡で、EPAの計画は「議会の命令がないのに費用がかかる電気自動車(EV)と電動トラックへの移行を事実上強制する」ことになると非難した。

EPAは4月に提示したこの案による効果で、32年までに新車販売台数の67%を電動車が占めると見積もっている。

バイデン政権は、これらの規制措置なども含めた政策手段でEVの普及を拡大したい考え。環境団体からは、排出ガス規制をもっと厳格化すべきだとの声が出ている。一方共和党はこうした取り組みに真っ向から反対し、EV販売促進のためのインセンティブ削減も求めている。

今週に入って下院でもキャシー・マクモリスロジャース・エネルギー商業委員長を中心とした151人の共和党議員が、EPAによるトラックの排出ガス規制強化案の廃止を要求した。

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