March 15, 2018 / 12:37 AM / 3 months ago

タカタ巡る米集団訴訟、自動車メーカーは問題を早期に把握=原告

[ワシントン 14日 ロイター] - タカタ製欠陥エアバッグに関連して米国の所有者らが自動車メーカーを相手取って起こした集団民事訴訟で原告側は14日、欧米の自動車大手4社が問題を早期に認識しながら行動を取らず、リコール(無料の回収・修理)を先延ばししたと主張した。

 3月14日、タカタ製欠陥エアバッグに関連して米国の所有者らが自動車メーカーを相手取って起こした集団民事訴訟で原告側は、欧米の自動車大手4社が問題を早期に認識しながら行動を取らず、リコール(無料の回収・修理)を先延ばししたと主張した。写真はタカタのロゴ。昨年2月に東京で撮影(2018年 ロイター/Toru Hanai)

フロリダ州マイアミの連邦地裁に提出された補正後の訴状は、メーカーの内部文書を引用し、ゼネラル・モーターズ(GM)(GM.N)、フォルクスワーゲン(VW)(VOWG_p.DE)、フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)(FCHA.MI)、ダイムラー(DAIGn.DE)が安全性の問題を正確に伝えていなかったとし、経済的損失の補償を求めている。

原告側の弁護士、ピーター・プリート氏は「これらの自動車メーカーはタカタのエアバッグが公衆の安全に与えるリスクをずっと以前に十分に認識し、それにもかかわらず、事実を公開し、行動に移すまでに数年を費やした」と主張した。

タカタ製の欠陥エアバッグによる死者は世界で少なくとも22人とされている。

GMの広報担当はGM車のインフレーター(ガス発生装置)は破裂していないと指摘し、「訴訟は法的根拠がなく、多くの重要な事実を誤って述べている。われわれは精力的に抗弁していく方針だ」と述べた。

FCAとVWはコメントを差し控えた。ダイムラーは「請求理由に根拠はない」と考えていると文書で発表した。

タカタは昨年6月にリコールを発表。2019年までに全世界で約1億2500万台、米国内では6000万台以上をリコールするとしている。

他の自動車メーカーは、同様の集団訴訟で和解し、経済的損失の補償に同意。和解金額は総額12億ドル以上に上っている。

昨年9月にはホンダ(7267.T)が6億0500万ドルの支払いに同意した。

また、マイアミ地裁判事は、トヨタ自動車(7203.T)、スバル(7270.T)、BMW(BMWG.DE)、日産自動車(7201.T)、マツダ(7261.T)の和解(計6億5000万ドル)を承認している。

フォード・モーター(F.N)に対する同様の訴訟は係争中。

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