[ワシントン 26日 ロイター] - トヨタ自動車は26日、交通事故の低減に向けて、2021年から車間通信技術「DSRC」を米国で販売する車両に搭載する計画を中止すると発表した。
トヨタは、業界全体のコミットメントや連邦政府のサポートがなお必要である状況を踏まえた決定と説明。同時に、DSRCシステムは、衝突事故を回避に向けて、これまでに証明されている唯一の通信技術とし、同システムの搭載を巡り引き続き状況を精査していくとした。
トヨタは昨年4月、DSRCシステムの搭載を21年に開始する計画を発表。2020年半ばをめどに、米国でトヨタの大半の車両が同システムを装備する目標を掲げていた。
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