October 31, 2018 / 6:49 AM / 17 days ago

中国の百度、第3四半期は売上高が予想上回る AI事業が寄与

[30日 ロイター] - 中国のネット検索大手、百度(バイドゥ)(BIDU.O)が発表した第3・四半期決算は、売上高が市場予想を上回った。人工知能(AI)や自動運転などの新規事業が寄与した。

 10月30日、中国のネット検索大手、百度(バイドゥ)が発表した第3・四半期決算は、売上高が市場予想を上回った。人工知能(AI)や自動運転などの新規事業が寄与した。2014年、北京で撮影(2018年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

売上高は282億元(41億1000万ドル)と、前年同期の234億9000万元から増加。リフィニティブがまとめた市場予想の275億3000万元を上回った。

中国が2016年に検索エンジンに対する規制を強化して以来、百度は新規事業に大規模な投資を行ってきたが、こうしたプロジェクトは短期的には売上高の押し上げにつながらない可能性があるとの見方を示していた。

純利益は56%増の124億元。

金融サービス部門の売却益を除いた調整後の1株利益は19.01元で、市場予想の16.70元を上回った。

<第4・四半期の売上高見通し、市場予想を下回る>

第4・四半期の売上高見通しは254億8000万─267億2000万元とし、市場予想の276億9000万元を下回った。

景気の先行き不透明感や新たな規制で広告収入に影響が出ているという。

Herman Yu最高財務責任者(CFO)は「貿易戦争の可能性を巡る全般的な不透明感や、政策変更の影響を感じ始めている。この傾向は続くだろう」と述べた。

中国のハイテク企業は今年、オンラインゲームの配信停止や広告の制限など、一連の新規制で打撃を受けている。

百度の幹部によると、米中貿易摩擦を巡る経済上の懸念で、広告主が予算を縮小している。

百度のロビン・リー最高経営責任者(CEO)は、米アルファベット(GOOGL.O)傘下のグーグルが中国市場の検索サービスへの再参入を計画しているとの報道について「この市場は、非常に急成長しており、目まぐるしく変化している。非中国企業にそのような競争力があるとは思えない」と述べた。

同社は2016年以降、オンライン食品配送事業や金融事業など、アリババやテンセントと直接競合する事業を分離する一方で、AIや自動運転に多額の投資を続けている。

同CEOは、第3・四半期の売上高増加について、AIを使った検索エンジンやニュースフィードの改善が背景だと指摘。モバイルアプリのトラフィック増加も寄与したという。

同社は、中国企業として初めて、米大手企業の主導によるAIの業界団体「パートナーシップ・オン・AI」(PAI)に加入した。[nL3N1WY1AT]

同CEOは、規制や貿易摩擦の影響が来年も続く可能性はあるが、中・長期的には国内外の事業の見通しを楽観しているとの認識を示した。

百度の米上場株は引け後の取引で小幅安。年初来では20%超下落している。

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