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セルビア大統領、独首相の対ロシアEU制裁参加要請はねつけ 加盟候補国

 6月10日、セルビアのブチッチ大統領(写真右)は、同国を訪問したドイツのショルツ首相(写真左)との共同記者会見で、ウクライナを侵攻したロシアへの欧州連合(EU)の制裁に加わるべきだとのショルツ氏の主張について、「われわれは制裁というものは効率の良いものだとは思わない」と述べた。写真はセルビアのベオグラードで10日撮影(2022年 ロイター/Zorana Jevtic)

[ベオグラード 10日 ロイター] - セルビアのブチッチ大統領は10日、同国を訪問したドイツのショルツ首相との共同記者会見で、ウクライナを侵攻したロシアへの欧州連合(EU)の制裁に加わるべきだとのショルツ氏の主張について、「われわれは制裁というものは効率の良いものだとは思わない」と述べた。EUから加盟候補国と認定されている国の一つであることから制裁参加を強く促したショルツ氏の圧力をはねつけた形になった。

ブチッチ氏はセルビアとロシアが長く特殊な関係にあったことをEUが考慮すべきだと主張。セルビアが難しい立場に置かれているとし、「制裁に関する限り、われわれは(EUとは)立場が異なる」と述べた。

ショルツ氏は今回のバルカン諸国訪問で、長年停滞しているEU加盟問題を再活性化させる手伝いをすると約束。10日にセルビアに先立ち訪問したコソボでは、クルティ首相との記者会見で自分の政府はコソボのEU加盟を優先事項としていると表明している。同国はEUが加盟の明確な見通しのある潜在的加盟候補国に位置付けている。

EUとバルカン諸国は23日に首脳会議を行う予定。

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