May 7, 2018 / 4:15 AM / 20 days ago

ふくおかFGと十八銀、経営統合に向け弊害防止策を導入

[東京 7日 ロイター] - ふくおかフィナンシャルグループ(8354.T)(FFG)と十八銀行(8396.T)は7日、経営統合の実現に向けて弊害防止策の導入を発表した。店舗網の維持や金利水準を不当に引き上げない点などを強調し、経営統合に伴う地元の不安を払しょくする狙いだ。

 5月7日、ふくおかフィナンシャルグループ(FFG)と十八銀行は、経営統合の実現に向けて弊害防止策の導入を発表した。写真は都内で2011年8月撮影(2018年 ロイター/Yuriko Nakao)

FFGと十八銀は、今後、公正取引委員会および金融庁と協議を深め、さらに理解を求めるとしている。

公正取引委員会から求められている新銀行のシェア引き下げのための債権譲渡については、顧客が他の金融機関に取引を替えたい場合はサポートするとし、具体的な金額や規模は明示しなかった。

統合で生じる資本や人材は県内に還元するとし、店舗網については、重複店舗の統廃合によって生じた余力を活かし、離島も含めて存続させる。寡占・独占による貸出金利の上昇懸念に対しては、融資を実施する際には本部が確認する手法を入れるなど金利水準を不当に引き上げない体制を整える。

指標を通じて弊害が生じていないことを確認し、定期的に開示する態勢も整え、弊害防止措置が実施されているかをチェックするために、有識者などで構成される委員会も設けるとした。

公正取引委員会は、FFGと十八銀の経営統合に対して、発足予定の新銀行のシェアを引き下げるための実効的な措置を講じない限り統合を認めない考えを示している。今回の弊害防止措置には、シェア引き下げの具体策は盛り込まれておらず、今後、公取がどのような判断を示すかが焦点になる。

*内容を追加しました。

    布施太郎

    0 : 0
    • narrow-browser-and-phone
    • medium-browser-and-portrait-tablet
    • landscape-tablet
    • medium-wide-browser
    • wide-browser-and-larger
    • medium-browser-and-landscape-tablet
    • medium-wide-browser-and-larger
    • above-phone
    • portrait-tablet-and-above
    • above-portrait-tablet
    • landscape-tablet-and-above
    • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
    • portrait-tablet-and-below
    • landscape-tablet-and-below