October 15, 2018 / 10:27 PM / a month ago

カナダ企業、楽観的な見方が過去最高付近=中銀四半期報告

 10月15日、カナダ銀行(中銀)が公表した四半期報告で、企業の間で楽観的な見方が過去最高に近い水準にとどまっていることが明らかになった。中銀が来週の会合で追加利上げを決定するとの観測を裏付ける結果となった。オタワのカナダ銀行で2017年5月撮影(2018年 ロイター/Chris Wattie)

[オタワ 15日 ロイター] - カナダ銀行(中銀)が15日に公表した四半期報告で、企業の間で楽観的な見方が過去最高に近い水準にとどまっていることが明らかになった。中銀が来週の会合で追加利上げを決定するとの観測を裏付ける結果となった。

四半期報告によると、企業は販売が力強くなる兆候が出ていることを背景に、稼動力、労働力、価格に対する圧力が高まっていると報告。内外の力強い需要を背景に「将来的な売上高の伸びを示す指標が上昇し、向こう1年間の伸びが加速する可能性があることが示された」とした。

このほか、多くの企業が米国の家計需要が健全で、企業投資が堅調となっていることで恩恵を受けると予想。需要増をにらみ、多くの企業が投資拡大を計画していることも明らかになった。また、採用難が一部要因となり、需要が予想を超えて増加した場合に対応が困難になると回答した企業の割合が高止まりしていることも分かった。

米国が6月に導入した関税措置も言及され「多くの企業が特に鉄鋼とアルミニウムに対する関税措置による上向き圧力、およびさまざまな商品(コモディティー)価格の上昇について報告した」とした。

今回の四半期報告に関連するすべての面接は、9月30日にカナダと米国が北米自由貿易協定(NAFTA)の再交渉で合意し、新協定「米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)」発足に道が開ける前に実施された。

カナダ中銀は2017年7月以降4回の利上げを実施。今月24日の決定会合で追加利上げを決定するとの見方が大勢となっている。

キャピタル・エコノミクス(トロント)は「今回の四半期報告で、稼動力のひっ迫が企業の投資意欲の増大につながっていることが示された。このことは中銀が来週の会合で追加利上げを決定するとの観測を裏付けるものとなる」としている。

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