February 27, 2018 / 3:16 AM / 4 months ago

韓国中銀、予想通り政策金利を据え置き 李総裁は最後の会合

[ソウル 27日 ロイター] - 韓国銀行(中央銀行)は27日、市場の予想通り、政策金利を1.50%に据え置くことを決定した。インフレ圧力は抑えられており、米連邦公開市場委員会(FOMC)を3月20━21日に控える中、米連邦準備理事会(FRB)による一段の金融引き締めに対する警戒姿勢を示した。

 2月27日、韓国銀行(中央銀行)は、市場の予想通り、政策金利を1.50%に据え置くことを決定した。写真は李柱烈(イ・ジュヨル)総裁。韓国ソウルで昨年11月撮影(2018年 ロイター/Kim Hong-Ji)

李柱烈(イ・ジュヨル)総裁は3月末で任期満了を迎えるため、今回が退任前最後の政策会合となった。

ロイター調査では、エコノミスト14人全員が韓国中銀による政策金利据え置きを予想。14人のうち8人は5月に利上げするとの見方を示した。

メリッツ証券の債券アナリストは、中銀が今年下半期に利上げすると予想。「韓国と米国の政策金利の差が100ベーシスポイント(bp)に広がらない限り問題はなく、大きな資金流出はみられないだろう」と述べた。

中銀は昨年11月に政策金利を25bp引き上げ、6年ぶりとなる利上げを実施した。

李総裁は金融政策会合後の記者会見で「韓国の金融政策が、米国の金融政策に基づいて自動的に決定されることはない。今後は、国内経済、インフレ、米金融政策を総合的に勘案して政策を決定していく」と発言。資本フローについては「たとえ米国の金利が韓国の金利を上回るペースで上昇しても、目先、海外資本が流出するとは思わない」と述べた。

NH投資証券の債券アナリストは「李総裁は今回が最後(の政策会合)となるため、普段よりも慎重に言葉を選んだとみられる。金融政策の先行きについて自身が言質を与えることがあれば、次期総裁の政策余地を限定する恐れがあるためだ」と指摘した。

韓国中銀の次期総裁は、李総裁の任期満了前に文在寅大統領が指名する見通し。

*内容を追加しました。

0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below