[ロンドン 24日 ロイター] - 英銀行大手バークレイズは24日、住宅ローン金融機関のケンジントン・モーゲージ・カンパニーを買収することで合意したと発表した。活況を呈している国内住宅市場で事業を拡大する。
買収が予定通り年内か来年初めに完了すれば、23億ポンド(28億2000万ドル)を支払う。
ケンジントンの従業員は600人。自営業者など所得が複雑な人を対象に住宅ローンを提供している。
最終的な買収価格は、買収完了時のケンジントンの住宅ローンポートフォリオの規模に左右される。バークレイズはポートフォリオが約20億ポンドの住宅ローンで構成されると推定している。
買収資金は内部留保で賄う。買収により、中核的自己資本比率が約12ベーシスポイント(bp)低下する見通し。
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