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英バークレイズ、第3四半期は小幅増益 債券取引が好調

 10月26日 英金融大手バークレイズが26日発表した第3・四半期決算は小幅な増益となり、市場予想を上回った。2月23日、ロンドンで撮影(2022年 ロイター/Peter Nicholls)

[ロンドン 26日 ロイター] - 英金融大手バークレイズが26日発表した第3・四半期決算は小幅な増益となり、市場予想を上回った。債券取引が好調で、貸倒損失と誤って販売した有価証券を巡る損失を補った。

税引き前利益は20億ポンド(22億9000万ドル)と、前年同期の19億ポンドから増加した。同行がまとめたアナリスト予想の平均は18億ポンドだった。

債券・通貨・コモディティ部門(FICC)の利益は16億ポンドと、前年同期の2倍。1─9月の収入は前年比63%増加した。市場が不安定で顧客が取引を活発化させたことが寄与した。

有価証券の誤販売を巡っては、年初から6億ポンドの純損失を計上したが、第3・四半期は追加の損失は発生せず、損失のヘッジにより2900万ポンドの利益を計上した。

貸倒引当金は3億8100万ポンド。見通しの悪化を反映した。

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