[25日 ロイター] - 米国野球殿堂は25日、2022年の殿堂入りメンバーを発表し、元レッドソックスの強打者で「ビッグ・パピ」の愛称で親しまれたデービッド・オルティス氏が選ばれた。
有資格1年目のオルティス氏は307票を集め、得票率は77.9%を記録。殿堂入りには得票率75%以上が必要で、今回殿堂入りしたのはオルティス氏ただ1人だった。
有資格10年目でラストチャンスだったメジャー最多762本塁打のバリー・ボンズ氏、通算354勝投手のロジャー・クレメンス氏は、それぞれ66%、65.2%と届かなかった。
オルティス氏は1997年にツインズでメジャーデビュー。レッドソックスでは3回のワールドシリーズ優勝に貢献し、シルバースラッガー賞は7回受賞、オールスターには10回選出された。キャリア通算2408試合で1768打点、メジャー史上17番目となる541本塁打をマークし、2016年に現役を引退した。
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