[16日 ロイター] - 米大リーグ(MLB)、カブスのジョー・マドン監督は15日、注目フリーエージェント(FA)のブライス・ハーパー外野手の獲得はないとの見解を示した。
米スポーツ専門局ESPNによると、マドン監督は少年野球関係者が集まった催しでファンからハーパー獲得の可能性を質問されると、「それはないだろう」と答えた。
カブスはハーパー獲得に関心を寄せていると見られていたが、今オフは総年俸額を上げたくない意向。実際にドリュー・スマイリー投手を年俸削減の一環としてトレードで放出している。地元紙シカゴ・トリビューンによると、マドン監督は「必要な素材はすでにボウルの中に全て揃っていると感じている」などと語ったという。
ハーパー獲得に関してはフィリーズが最有力と伝えられる一方で、昨季まで所属していたナショナルズが再契約に望みを残しているとの声も。なおハーパー側は総額3億ドル(約326億円)の大型契約を希望しているとみられている。