[6日 ロイター] - 野球の米国代表は5日、米フロリダ州ポートセントルーシーで行われた東京五輪米大陸予選でベネズエラを4─2で下し、五輪出場権を獲得した。
2000年シドニー五輪で金メダルの米国は、五輪と米大リーグ(MLB)のシーズンが重なっていることから、長年にわたりメジャーリーガーの予選を含む国際試合への派遣を拒否。若手の有望株やMLBでプレー機会を失ったベテラン選手などで臨んでいる。
ベネズエラ戦でホームランを放ち、4打数4安打、2打点の活躍を見せた元パイレーツのトッド・フレージャー三塁手は「キャリアを金メダルを獲得して終えることができたら、なおうれしい」と語った。
この勝利により、米国はドミニカ共和国、ベネズエラ、カナダとの決勝ラウンドで通算3勝無敗。2位ドミニカと3位ベネズエラは最終枠をかけて、オーストラリア、オランダと最終予選で戦う。
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