[12日 ロイター] - 米プロバスケットボール協会(NBA)のプレーオフは13日、東カンファレンス決勝(7回戦制)が開幕。第2シードのセルティックスは、第4シードながらNBAファイナル進出が本命視されているキャバリアーズに対して「挑戦者」の意気込みで臨むことになる。
セルティックスは今季、カイリー・アービングとゴードン・ヘイワードという主力2選手を故障で欠きながらも、選手層の厚みを生かして結果を残してきた。
ガードのテリー・ロジアーは「われわれにはお互いの支えがある。故障者が出ても第2シードを勝ち取った。むしろ本命視されない方がいい。ピンチに追い込まれたときの方がいいプレーをする」とコメントした。
ブラッド・スティーブンス監督は「挑戦を愛し、しかもそれを楽しくやってみせることに関して、われわれ以上のチームはない」と発言。相手が本命扱いされることはまったく気にならないと声をそろえた。
一方、キャバリアーズの大エース、レブロン・ジェームズはセルティックスについて「リーグで最も指導が行き届いているチーム」と分析。戦況に合わせた選手起用や作戦の立て方が優れていると警戒した。