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米政府がマルハナバチの一種を絶滅危惧指定、90年代以降9割減少

 3月21日、米政府は、かつて米中西部と北東部の北寄り地域に生息していたマルハナバチの一種である「ラスティーパッチド・マルハナバチ」を、絶滅危惧種として国の保護下に置く対象リストに加えた。米大陸本土の野生のハチとしては初めてのケースとなる。2015年8月撮影の提供写真(2017年 ロイター/Rich Hatfield)

[21日 ロイター] - 米政府は、かつて米中西部と北東部の北寄り地域に生息していたマルハナバチの一種である「ラスティーパッチド・マルハナバチ」を、絶滅危惧種として国の保護下に置く対象リストに加えた。米大陸本土の野生のハチとしては初めてのケースとなる。

リスト付記は昨秋オバマ前政権が提案していたが、トランプ政権がオバマ政権時代の広範囲な規則を凍結した措置の一環として延期されていた。

米魚類・野生動物局(UFS)によると、マルハナバチはブルーベリーやクランベリーなどの作物の受粉に不可欠な受粉生物(ポリネーター)で、トマトについては米国内でほぼ唯一のポリネーターとなっている。

UFSによると、「ラスティーパッチド・マルハナバチ」は、数と分布において1990年代以降約90%減少している。激減の理由として、病気、殺虫剤、気候変動、生息地の喪失など複数の要素を挙げている。

国際自然保護連合(IUCN)によると、ラスティーパッチド・マルハナバチを含め、米国とカナダには48種の野生のマルハナバチが分布し、その約4分の1が絶滅の危機に瀕している。

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