Reuters logo
米経済、わずかから緩やかなペースで拡大 賃金増も継続=連銀経済報告
2017年7月12日 / 19:16 / 5ヶ月前

米経済、わずかから緩やかなペースで拡大 賃金増も継続=連銀経済報告

[ワシントン 12日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)は12日、地区連銀経済報告(ベージュブック)を公表し、米経済が過去数週間に全ての地区で「わずかから緩やかな(slight to moderate)」ペースで拡大したとの認識を示した。

7月12日、FRBは12日、地区連銀経済報告を公表し、米経済が過去数週間に全ての地区で「わずかから緩やかな」ペースで拡大したとの認識を示した。写真は2015年9月、ワシントンのFRB前で撮影(2017年 ロイター/Kevin Lamarque)

報告書は「経済活動は6月、全12地区でわずかから緩やかな(slight to moderate)ペースで拡大した」と指摘した。

さらに「雇用は控えめから緩やかな(modest to moderate)拡大ペースを維持した」とし、「賃金も引き続き、大半の地区で控えめから緩やかな(modest to moderate)ペースで上昇している。非熟練者および熟練労働者双方で賃金圧力の高まりが報告された」とした。

消費支出も大半の地区で勢いを保った。ただ自動車の売り上げは、半分の地区で減ったほか、いくつかの地区では勢いが減退した。

フィラデルフィア地区は「衣料品の売り上げが『引き続き打撃を受けた』」とし、従来型の店舗やショッピング・モールは「小売店の倒産の急増にさらされた」と報告。賃金圧力は「引き続き抑制された」とした。

報告書の内容は、最近の米連邦公開市場委員会(FOMC)声明と、イエレンFRB議長のこの日の議会証言と一致している。イエレン議長はFRBがこれまでの予定通り、利上げを進め、近いうちに資産規模を縮小し始めると述べた。

経済成長のペースはゆっくりとしているものの安定しているほか、失業率も低い。ただ賃金圧力はまだみられない。各地区の調査先は労働力不足を報告。クリーブランド地区は建築請負業者が、乾式壁を敷設できる人手が見つかりにくいとしたほか、貨物運送業者は賃金を上げたにもかかわらず運転手が不足していると指摘した。

ボストン地区は、データ保存会社が「人員を2桁台のペースで増やす」計画だと報告。その他のテクノロジー関連企業も人員を募集しているとした。採用には賃金を上げる必要があるとする企業もいた。

FRBは失業率が低下するにつれ賃金圧力が高まり、それに伴い、いずれ物価が上がり、物価目標の2%を達成できることを期待してる。

*内容を追加して再送します。

私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」
0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below