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ベラルーシ大統領、強制着陸で西側非難 「権力弱体化が狙い」

 5月26日、ベラルーシのルカシェンコ大統領(写真)は、民間旅客機を強制着陸させ反体制派のジャーナリストを拘束したことについて、問題への対応を西側諸国は誤って伝えており、同国に対する「ハイブリッド戦争」を仕掛けていると批判した。大統領府提供(2021年 ロイター)

[モスクワ 26日 ロイター] - ベラルーシが民間旅客機を強制着陸させ反体制派のジャーナリストを拘束したことについて、ルカシェンコ大統領は26日、問題への対応を西側諸国は誤って伝えており、同国に対する「ハイブリッド戦争」を仕掛けていると批判した。

欧州の指導者は先週末のライアンエア機の強制着陸を「国家主導のハイジャック」と非難している。

ルカシェンコ氏は議会で、拘束したベラルーシの反体制派ジャーナリスト、ロマン・プロタセビッチ氏について、国内で「残忍な反乱」を企てていたと表明。ただし、反乱の具体的な内容には触れなかった。

さらに、合法的かつあらゆる国際規範に従って行動しており、「悪意を持った者たち」が同氏の権力を弱体化するために問題を利用していると主張した。

同氏がこの問題について公式に発言するのはこれが初めて。

「予想していた通り国内外の悪意を持った者たちは国家に対する攻撃の方法を変えた。常識も人間としての道徳も捨てて多くのレッドライン(容認できない一線)を超えた」と強調するとともに、西側の反応はベラルーシに対する「ハイブリッド戦争」の一環と指摘、どのような制裁や挑発にも厳しく対応すると語った。ハイブリッド戦争の中身については明言を避けた。

ロシア大統領府は、ルカシェンコ大統領の説明に不審な点はないとの見解を示した。

欧州の航空規制当局は26日、ライアンエア機の強制着陸により、安全な空の運航に疑念が生じたとし、全ての航空会社にベラルーシの領空を迂回するよう公式に通達した。西側諸国はすでにベラルーシの領空を迂回し、飛行ルートを変更するよう航空各社に指示を出している。

格付け会社S&Pグローバルは西側諸国が経済制裁を強化した場合、ベラルーシの信用格付けを引き下げる可能性があると示唆した。

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