May 27, 2019 / 2:49 AM / 3 months ago

ベルギーの欧州議会選と総選挙、オランダ語圏で反移民の極右が躍進

 5月26日、ベルギーで実施された欧州連合(EU)欧州議会選と総選挙で、反移民を訴える極右「フラームス・ベラング(フランデレンの利益、VB)」が議席を大きく伸ばした。写真は「フラームス・ベラング」。ベルギーのロンデルゼールで撮影(2019年 ロイター/Francois Lenoir)

[ブリュッセル 26日 ロイター] - ベルギーで26日実施された欧州連合(EU)欧州議会選と総選挙で、反移民を訴える極右「フラームス・ベラング(フランデレンの利益、VB)」が議席を大きく伸ばした。同党の躍進は次期政権の樹立交渉を困難にするとみられる。

地方選挙も同時実施となった「スーパー・サンデー」では、経済的地位が高いオランダ語圏フランデレンが右傾化し、フランス語圏ワロンが左傾化する結果となった。

フランデレンの選挙では開票率85%時点でVBが支持を拡大し、より穏健な反移民派の親フランデレン同盟(N─VA)に次ぐ第2党に躍進。N─VAは国政で前連立政権の一翼を担ったことが悪影響して、支持率が低下した。

キリスト教民主フランデレン党(CD&V)の政治家は極右の躍進は惨事で「漆黒の」一日になったと嘆いた。

これについてVB党首は支持者らに「漆黒の日曜日ではなく希望にあふれた一日だ。われわれは責任を果たしたい」と訴えた。同党はこれまで、国政と地方政治の両方で与党となったことがない。

一方、フランス語圏ワロンではエリオ・ディルポ前首相率いる社会党(PS)がシャルル・ミシェル首相の与党でリベラル派の改革運動(MR)を議席数で上回り、第1党となる見通しとなった。ただ、VBとは同数の議席となった。

ミシェル首相は昨年12月以来、連立政権発足までの暫定首相職を担ってきたが、連立協議が長引けば、同職にとどまる期間も長くなる。ディルポ前首相は首相に正式に就任するまでの期間が541日間と、政治空白の世界記録を樹立している。

0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below