August 26, 2019 / 5:54 AM / 24 days ago

ベルギーの巨人祭り、黒塗り「野蛮人」役に人種差別との批判

 ベルギーの小さな街アトで25日開催された「巨人祭り」で、主役を務めた黒い顔の「サベージ(野蛮人)」に歓声と拍手が送られたが、人種差別に反対する団体からは強い非難を浴びた(2019年 ロイター/Francois Lenoir)

[アト(ベルギー) 25日 ロイター] - ベルギーの小さな街アトで25日開催された「巨人祭り」で、主役を務めた黒い顔の「サベージ(野蛮人)」に歓声と拍手が送られたが、人種差別に反対する団体からは強い非難を浴びた。

16世紀に始まり、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産にも登録されているこの祭りは、ブリュッセルから西へ約60キロの小さな町で毎年8月に開催される。

パレードの主役は、黒い衣装を着て顔や手を黒く塗った白人男性のサベージだ。頭には羽毛の付いた軍帽、首からは鎖をぶら下げ、鼻からは金色のピアスが突き出ている。

サベージは手首と足首を鎖でつながれたまま、意味不明なことを叫んだり、子どもらを怖がらせたり抱きしめたりして、顔に黒い塗料の跡を残した。

人権団体ブリュッセル・パンサーズの広報担当者は「黒人が社会において与えられている、屈辱的な人種差別イメージの特色をすべて備えている」と指摘。完全なる人種差別だと述べ、ユネスコに無形遺産の認定を取り消すよう求めた。

アトのブルーノ・ルフェーブル市長はロイターに対し、「人種差別や黒人に対する悪い感情について話すのは、主に住民以外の人々だ。アトで私たちは、サベージが人種差別に当たると考えたことはなかった」と反論。「住民はむしろ、サベージに憧れている。サベージからキスを受ければ、1年中幸運が待っている」と語った。

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