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バフェット氏、アクティビジョン株取得「棚ぼたではない」

 2月17日、米著名投資家ウォーレン・バフェット氏(写真)は、自身が率いる投資会社バークシャー・ハザウェイが最近、米ゲーム大手アクティビジョン・ブリザードの株式を取得したことについて、「棚ぼたではない」とし、アクティビジョンがマイクロソフトから買収提案を受けることは知らなかったと指摘した。写真はネブラスカ州 オマハで2019年5月撮影(2022年 ロイター/Scott Morgan)

[17日 ロイター] - 米著名投資家ウォーレン・バフェット氏は、自身が率いる投資会社バークシャー・ハザウェイが最近、米ゲーム大手アクティビジョン・ブリザードの株式を取得したことについて、「棚ぼたではない」とし、アクティビジョンがマイクロソフトから買収提案を受けることは知らなかったと指摘した。バフェット氏のオフィスが17日に公表した書簡で述べた。

バークシャーは昨年第4・四半期にアクティビジョンの株式1470万株を取得した。

バフェット氏は、投資マネジャーの1人が1株当たり約77ドルで10月に約85%、11月に残りを取得したと説明。今年1月18日に発表されたマイクロソフトによる687億ドルでの買収計画については「予備知識はなかった」と述べた。

運用担当者のトッド・コムズ氏とテッド・ウェシュラー氏のどちらが株式を取得したのかには言及しなかった。

バフェット氏は、買収が発表され、アクティビジョン株が約78ドルで取引されていた際に運用担当者は同株を買い増すこともできたとし、株式取得は「いかなる類の棚ぼたでもない」と指摘した。

アクティビジョンの株価は昨年11月、従業員のセクハラ疑惑などが浮上する中、急落していた。

17日の終値は0.49ドル安の80.97ドルで、マイクロソフトの買収提示額1株当たり95ドルを下回る。

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