February 26, 2018 / 11:25 PM / 7 months ago

バークシャー、配当より自社株買いの可能性大=バフェット氏

[ニューヨーク 26日 ロイター] - 米複合企業のバークシャー・ハザウェイ(BRKa.N)を率いる著名投資家のウォーレン・バフェット氏は26日、同社の余剰金の使い道として、配当を支払うより自社株買いに充てる可能性が大きいとの見方を示した。

 2月26日、米複合企業のバークシャー・ハザウェイを率いる著名投資家のウォーレン・バフェット氏(写真)は、同社の余剰金の使い道として、配当を支払うより自社株買いに充てる可能性が大きいとの見方を示した。ネブラスカ州で昨年5月撮影(2018年 ロイター/Rick Wilking)

米CNBCテレビとのインタビューで語った。

バークシャー・ハザウェイは1160億ドルの現金を保有。バフェット氏は2日前に株主に送付した書簡で、保険以外の企業の「大型」買収を望んでいると表明していた。

同氏はCNBCに対しては、現在はPBR(株価純資産倍率)で1.2倍としている自社株買い実施の目安を引き上げる可能性があると述べた。23日終値時点のPBRは約1.44倍。

バフェット氏は「余剰金の活用法を見つけられることを確信している」と述べ、「お金を使う一番の好機は相場が下がっているときだ」と付け加えた。

トランプ米大統領が2017年12月に署名した法人税の引き下げを柱とする税制改革法についてバフェット氏は、米企業にとって「大きな追い風」であり、「バークシャーにとって非常に良い」と述べた。法人税は35%から21%へ下がった。バフェット氏はこれによって17年の純利益が約291億1000万ドル増えたとした。

バークシャーは、無断の口座開設など顧客対応をめぐる不祥事に見舞われた米国3位の銀行ウェルズ・ファーゴの株式を10%近く保有している。

バフェット氏はウェルズ・ファーゴのティモシー・スローン最高経営責任者(CEO)が危機を脱することに自信を持っていると述べた。

バークシャーがアマゾン・ドット・コム(AMZN.O)とJPモルガン・チェース(JPM.N)と共同で設立する、米国内の従業員の医療費削減を狙ったヘルスケア企業については、1年以内にCEOを任命する方針を明らかにした。

米国の医療費が対国内総生産(GDP)比で18%近く、1人当たり1万ドルまで膨張していることに触れ、医療費の抑制に向けて適材を見いだす必要があり、「選択を誤るわけにはいかない」と強調。1960年は医療費の対GDP比率が5%だったことを考慮すると、3─4%ポイント引き下げるのは困難ではないと述べた。

医療費に圧迫され、米企業は他の先進国に比べて「競争面で大いに不利な立場にある」と指摘。「問題は、われわれがより良いものを提供できるかどうかだ。期待感は強いが奇跡は期待すべきでない」と語った。

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