February 24, 2019 / 11:50 PM / 9 months ago

バフェット氏、株主への手紙でトランプ氏を暗に批判

 2月23日、米著名投資家ウォーレン・バフェット氏(写真)は、自らが率いる投資会社バークシャー・ハザウェイの株主に毎年恒例の手紙を送り、米経済の成長は自分の政策のたまものと自賛するトランプ大統領に異を唱えたほか、市場環境を考えると大型買収は難しいとの見方を示した。ネブラスカ州で昨年5月撮影(2019年 ロイター/Rick Wilking)

[23日 ロイター] - 米著名投資家ウォーレン・バフェット氏は23日、自らが率いる投資会社バークシャー・ハザウェイ(BRKa.N)の株主に毎年恒例の手紙を送り、米経済の成長は自分の政策のたまものと自賛するトランプ大統領に異を唱えたほか、市場環境を考えると大型買収は難しいとの見方を示した。

バフェット氏は、同氏が投資を開始した1942年以降、米経済は7人の共和党大統領と7人の民主党大統領の下で戦争や金融危機を乗り越えて繁栄を続けてきたと指摘し、だた1人の功績というわけではないと強調。「『1人で成し遂げた』と豪語するのは傲慢」などと語った。

バフェット氏は、トランプ大統領が中国など他の国々と比べた米経済の好調さを自慢しがちなことを暗に批判。「すべての国の経済が良好であれば、米国は一段と繁栄しより安全になる」とし、他の諸国の将来が明るい時は米国は「喜ぶべき」と主張。「バークシャーでは、われわれは国境を越えてかなりの投資を行うことを望んでいる」としている。

バークシャーに長年投資しているガードナー・ルッソ・アンド・ガードナーのパートナー、トーマス・ルッソ氏は、バフェット氏の手紙について「開かれた市場と自由貿易が、最終的にはすべての参加者の恩恵になるということを主張した、非常に力強いメッセージ」と述べた。

バフェット氏は、将来性のある企業の価格が「非常に高い」とし、バークシャーによる目先の企業買収の見通しは「良くない」と述べた。

同氏は、大型買収という考えにはわくわくするが、「残念な現実」を考慮すると、バークシャーは2019年は保有する現金1119億ドルの一部で株式の買い増しを行うことになるとの見方を示した。

バークシャーは2016年1月に航空機部品メーカーのプレシジョン・キャストパーツを321億ドルで買収して以降、主だった買収は行っていない。

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