[5日 ロイター] - 著名投資家ウォーレン・バフェット氏率いる投資会社バークシャー・ハザウェイが、米石油・ガス大手オキシデンタル・ペトロリアムの株式を590万株買い増し、保有比率を約15.2%に引き上げたことが規制当局への提出文書で分かった。
4日夜の提出文書によると、2日と3日に買い進め、取得費用は約3億3600万ドルだった。
これによりバークシャーが保有するオキシデンタル株は約1億4230万株(約88億ドル相当)となった。同社はこれに加えて、オキシデンタルのアナダルコ・ペトロリアム買収資金調達を支援するために2019年に取得した優先株100億ドル相当を保有している。
また、4日の終値(61.57ドル)からややディスカウントされた水準で50億ドル相当の株式を追加購入するワラント(新株引受権)も持つ。
オクシデンタルの株価はバークシャーの出資や原油価格の上昇を追い風に今年に入り2倍以上に値上がりしている。
バークシャーは今年、株式への投資を拡大している。
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