[22日 ロイター] - 米家電量販大手ベスト・バイのコリー・バリー最高経営責任者(CEO)は22日、今年の年末商戦の店頭では「iPhone14 Pro」など「iPhone」のハイエンドモデルが品薄になるとの見通しを示した。中国の「ゼロコロナ政策」によりアップルの生産工場が影響を受けているためという。
アナリストは、米年末商戦の幕開けとなる感謝祭翌日の「ブラックフライデー」を控え、アップルストアのiPhoneの在庫が前年より減少しており、在庫補充に時間がかかっていると指摘していた。
iPhoneは年末商戦におけるベスト・バイの主力商品。
ウェドブッシュのアナリスト、ダン・アイブズ氏は、ブラックフライデーの週末のiPhone14販売台数を800万台と予想。多くのアップルストアの在庫が前年比25%減であることから、1年前のiPhone13より約200万台少なくなると予測している。
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