July 12, 2019 / 12:08 AM / 3 months ago

支持率急落のバイデン氏、大統領の外交政策酷評で態勢挽回狙う

7月1日、来年の米大統領選挙に向けて野党・民主党の候補指名争いをしているバイデン前副大統領(写真)は、トランプ大統領の外交政策について、一貫性がなく常軌を逸していると酷評した。ニューヨークの大学で撮影(2019年 ロイター/Carlo Allegri)

[ワシントン/ニューヨーク 11日 ロイター] - 来年の米大統領選挙に向けて野党・民主党の候補指名争いをしているバイデン前副大統領は11日、トランプ大統領の外交政策について、一貫性がなく常軌を逸していると酷評した。バイデン氏が出馬以降の演説で外交を主要議題としたのは、今回が初めて。

6月下旬の民主党候補者のテレビ討論会で、バイデン氏は人種差別問題に関する過去の振る舞いについてハリス上院議員から追及された際の対応がまずかったため、支持率が急落。今回の発言には、自身を他の民主党候補ではなくトランプ氏と対比させることで、オバマ前政権時代の副大統領とそれまでの上院議員としての実績に有権者の関心を向けさせ、勢いを取り戻す狙いがあったとみられる。

バイデン氏は、ニューヨーク市立大学における講演で、トランプ氏は米国の「世界での地位と名声」を傷つけたと指摘。またトランプ氏が世界における米国の指導的役割を放棄していると批判し、気候変動や核兵器拡散、テロ、サイバー攻撃といった問題には国際協調が不可欠だと訴えた。

その上で「われわれが現在さらされているさまざまな課題に正面から取り組むには、もう一度そうした力を利用し、自由世界が結集しなければならない。それを主導していくのが米国だ」と強調した。

バイデン氏は、自分が大統領になればアフガニスタンから大半の米軍を引き揚げ、サウジアラビアのイエメンに対する軍事介入への米国の支持を取りやめるほか、米国の北大西洋条約機構(NATO)関与を確実にすると表明した。さらにトランプ氏がイランとの核合意を一方的に離脱したことを痛烈に非難し、イランが条件を守るならば核合意を復活させると約束。パリ協定への復帰、北朝鮮の核開発放棄へのトランプ氏よりも強固な働き掛けなどの方針も打ち出した。

同氏は「何を置いても外交には信頼が必要だ。トランプ氏は完全にわが国の信頼を台無しにした」と語った。

0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below