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ファイザーがバイオヘイブンを116億ドルで買収、新クラス偏頭痛薬の将来性に期待

5月10日、米製薬大手ファイザーは、バイオヘイブン・ファーマシューティカルズ・ホールディングを116億ドルで買収すると発表した。写真はファイザーのロゴ。ニューヨークで2015年10月撮影(2022年 ロイター/Carlo Allegri)

[10日 ロイター] - 米製薬大手ファイザーは10日、バイオヘイブン・ファーマシューティカルズ・ホールディングを116億ドルで買収すると発表した。バイオヘイブンが持つ新しいクラスの偏頭痛治療の将来性への期待が背景にある。

ファイザーは昨年11月にバイオヘイブンの株式2.6%を保有。両社取締役会が合意した今回の取り決めに基づくと、ファイザーは残りの株式を1株当たり現金148.50ドルで取得する。これはバイオヘイブン株の9日終値に78.6%のプレミアムを乗せた水準だ。

バイオヘイブンの製品群には7種類の偏頭痛治療薬があり、ファイザーはこれらの年間売上高総額がピーク時に60億ドルを超える可能性があると見込んでいる。特に承認済みのナーテックODTは「CGRP受容体拮抗薬」と呼ばれる新クラスに属する経口薬で、昨年は4億6250万ドルの売上高を記録。バイオヘイブンの見通しでは、今年の売上高が8億2500万-9億ドルに達するという。

CGRP受容体拮抗薬で現在最も売上高が大きいのは、イーライリリーとアムジェンが販売する注射タイプの薬で、経口薬としてはアッヴィが2種類販売して、ナーテックODTと競争を繰り広げている。

バイオヘイブンのコリック最高経営責任者(CEO)は、経口タイプのCGRP受容体拮抗薬が米国の偏頭痛薬市場において着実に浸透を続けているとの見方を示した。

ファイザーは、新型コロナウイルスのワクチンや治療薬で得た収入を追い風にかつてないほど手元資金が潤沢で、10年後までに年間売上高を最低でも250億ドル押し上げる可能性がある企業や医薬品の買収を模索している。

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