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ドル上昇、FRB来年利上げとの見方変化せず

[ニューヨーク 22日 ロイター] - 22日終盤のニューヨーク外為市場では、ドルが幅広い通貨に対して上昇した。6月の米消費者物価指数(CPI)の伸びは抑制されていたが、景気回復を背景に米連邦準備理事会(FRB)が来年利上げするとの見方に変化は生じず、米国債利回りが小幅な低下にとどまったことがドルを支えた。

 7月22日、終盤のニューヨーク外為市場では、ドルが幅広い通貨に対して上昇した。昨年1月撮影(2014年 ロイター/Lee Jae-Won)

世界的に株式市場やリスク性資産に回帰する動きが広がり、安全通貨とされる円とスイスフランは最近の上昇分を一部失った。終盤のドル/円JPY=は0.06%高の101.43円。ドル/スイスフランCHF=は0.5%高の0.9022フラン。

もっとも、ウクライナと中東で情勢緊迫が続いているため、円とスイスフランの下落は限定的だった。

ユーロ/ドルEUR=は重要な下値支持線の1.35ドルを割り込み、一時、1.3460ドルと昨年11月以来8カ月ぶりの安値を付けた。終盤は0.4%安の1.3469ドル。低迷するユーロ圏経済を支えるため、欧州中央銀行(ECB)がいずれ追加緩和に踏み切るとの観測がユーロ安の主因となった。

ロイターのデータによると、ユーロ/円EURJPY=は一時136.58円と2月5日以来の安値を付けた後、終盤は0.37%安の136.64円。

6月の米CPIは総合指数が前月比0.3%上昇と予想通りだったが、コア指数は0.1%上昇と予想の半分の伸びにとどまった。しかしFRBが資産購入を徐々に減らし、来年後半に利上げを実施するとの市場の見方を変えるには至らず、米国債利回りはほぼ横ばいで推移した。

ウェスタン・ユニオン・ビジネス・ソリューションズのシニア市場アナリスト、ジョー・マニンボ氏は「(米国のインフレ率は)上昇基調を維持しており、FRBが遅かれ早かれ利上げするという見方とぴったり一致した」と述べた。

ウェルズ・ファーゴ・セキュリティーズの通貨ストラテジスト、エリック・ビロリア氏は、「(FRBとECBの)政策姿勢がかい離していることが、対ユーロでのドルの上昇を支えている」と話した。

オーストラリア準備銀行(中央銀行)のスティーブンス総裁が現在の政策運営に満足していると述べ、豪ドル安に誘導するような発言を控えたため、豪ドルは上昇。終盤の豪ドル/米ドルAUD=D4は0.2%高の0.9394米ドルだった。

ドル/円    終値   101.45/47

始値   101.58/59

前営業日終値   101.39/41

ユーロ/ドル  終値   1.3465/67

始値   1.3481/82

前営業日終値   1.3523/25

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