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ドル上昇後に伸び悩む、FOMCはタカ派色に傾かず

[ニューヨーク 30日 ロイター] - 30日のニューヨーク外為市場では、ドルが主要通貨に対して上昇したが、終盤は伸び悩んだ。朝方発表された第2・四半期の米実質国内総生産(GDP)が市場予想を上回ったことでドル買いが先行した後、米連邦公開市場委員会(FOMC)がタカ派的姿勢を強めるとの観測が裏切られ、勢いを失った。

 7月30日、ニューヨーク外為市場では、ドルが主要通貨に対して上昇したが、終盤は伸び悩んだ。昨年2月撮影(2014年 ロイター/Shohei Miyano)

ドル/円JPY=は一時、3カ月ぶり高値の103・08円を付けた後、終盤は0.75%高の102.86ドル。ユーロ/ドルEUR=は一時1.3368ドルと8カ月ぶり安値を更新したが、終盤はやや持ち直して1.3393ドルとなった。

主要6通貨に対するドル指数.DXYは一時10カ月半ぶりの高値である81.545を付け、終盤は0.25%高い81.419。

第2・四半期の米GDPは前期比年率4.0%増と、予想の3.0%増を上回った。

FOMCは声明で失業率の低下を指摘し、インフレ率が2%の目標値に向かって上昇していることに自信を深めた様子を示した。しかし同時に労働市場のスラック(緩み)への懸念をあらためて示すとともに、利上げを急がない姿勢を確認した。

エバーバンク・ウェルス・マネジメントのシニア市場ストラテジスト、クリス・ギャフニー氏は「FOMC声明は想定されたほどタカ派的ではなかった」と述べた。

ただ、GDPが強い数字となったことで、次回9月のFOMCでタカ派色が強まる可能性は増したとアナリストは指摘している。

朝方発表されたADP全米雇用報告は雇用者数の伸びが市場予想を下回ったが、GDPの強さにかき消された格好となった。

ウェスタン・ユニオン・ビジネス・ソリューションズのシニア市場アナリスト、ジョー・マニンボ氏はADP統計について「月々の力強い雇用創出ペースと整合的だ」とし、8月1日に発表される7月米雇用統計に対する期待がしぼんではいないと説明した。

NY外為市場 終値

ドル/円    終値   102.78/80

始値   102.24/25

前営業日終値   102.11/13

ユーロ/ドル  終値   1.3396/98

始値   1.3405/06

前営業日終値   1.3408/10

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