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ドル下落、CPI上昇も利上げ後ずれ懸念払しょくせず=NY外為

[ニューヨーク 17日 ロイター] - 17日終盤のニューヨーク外為市場では、ドルがほぼ全面安となり、対円では3週間ぶり安値をつけた。3月の消費者物価指数(CPI)統計は2カ月連続のプラスとなったが、最近の軟調な指標が米連邦準備理事会(FRB)の利上げを遅らせるとの懸念を払しょくすることはできなかった。

3月のCPIは前月比0.2%上昇。変動の大きい食品とエネルギーを除いたコアCPIは前年比1.8%上昇と、FRBが目標とする2%に近付いた。

これを受け、ドルは序盤の取引で値を上げていたが、第1・四半期の一連の弱い指標を相殺するほど強くないとの見方から、投資家はドル売りに転じた。

エバーバンク・ワールド・マーケッツのクリス・ガフニー社長は「多少物価が上昇しても、6月に利上げに踏み切るには不十分との見方が市場には広がった」と話した。

ドルはユーロに対し約1週間ぶり安値の1.08490ドルに下落。対円では約3週間ぶり安値の118.565円、スイスフランに対しては2週間ぶり安値の0.94950フランをそれぞれつけた。

直近では、ユーロ/ドルは0.53%高の1.08190ドル。ドルは円に対し0.15%安の118.820円、対スイスフランでは0.44%安の0.95170フランで取引されている。

主要6通貨に対するICEフューチャーズUS(旧NY商品取引所)ドル指数は0.38%低下の97.336。

ソシエテ・ジェネラルの通貨ストラテジスト、セバスチャン・ギャリー氏は「市場関係者はドルの買い持ち高の圧縮を迫られるため、いずれかの時点で株とドルには著しい下落圧力がかかる」と予想する。

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