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中国年越し番組、「黒塗り」女優の寸劇が人種差別的と物議

 2月16日、中国国営テレビで旧正月(春節)前夜の15日に放送され、数億人が視聴した恒例の国民的番組で、中国人女優(右から2人目)がアフリカ女性に扮した寸劇が放送され、人種差別的だとしてネット上で非難を浴びている。提供写真(2018年 ロイター)

[上海 16日 ロイター] - 中国国営テレビで旧正月(春節)前夜に放送され、数億人が視聴した恒例の国民的番組で、中国人女優がアフリカ女性に扮した寸劇が放送され、人種差別的だとしてネット上で非難を浴びている。

寸劇では、女優のLou Naimingさんがカラフルな衣装を着て顔と腕を「黒塗り」にし、フルーツバスケットを頭に乗せ、サルに扮した人を連れて登場。娘役の黒人女性が、中国で勉強したいがお母さんが同意してくれるか心配だと言うと、「中国の医療チームが昔、私の命を救ってくれた。今や中国の人たちが私たちのために鉄道を建設してくれている。私は中国人が、中国が大好き」と話す。

この寸劇放送後、インターネット上では人種差別的との批判が殺到した。

あるブロガーは「人種差別なのは明らかだ。白人がわれわれを差別すれば強く不満を訴えるのに、自分達がアフリカの人達を差別している。恥ずべきだ」と書き込んだ。

中国では漢民族が大多数を占めるため、人種差別について議論が高まることは珍しい。

1983年以来国営中央テレビ(CCTV)で放送されている年越し特別番組「春節聯歓晩会」は、4時間超にわたって寸劇や音楽、舞踊などが放送され、数億人が視聴する。

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