April 17, 2019 / 11:23 PM / a month ago

ブラックロック、ポートフォリオのリスク削減を推奨

[ニューヨーク 17日 ロイター] - 米大手資産運用会社ブラックロック(BLK.N)のストラテジストは17日、顧客であるファイナンシャル・アドバイザー向けのイベントで、投資ポートフォリオのリスクを減らすよう提案、株式や債券はこれまでのような高いリターンは望めないとの見方を示した。

4月17日、米大手資産運用会社ブラックロックのストラテジストは、顧客であるファイナンシャル・アドバイザー向けのイベントで、投資ポートフォリオのリスクを減らすよう提案、株式や債券はこれまでのような高いリターンは望めないとの見方を示した。ニューヨークのブラックロック事業所で2018年7月撮影(2019年 ロイター/Lucas Jackson)

同社のチーフ・エクイティ・ストラテジスト、ケイト・ムーア氏は「決算が再び支援材料となる可能性はあるが、第1・四半期に経験したようなタイプのリターンが続くと予想すべきではない」と指摘。

「株式も債券も、今年だけでなく過去10年、またそれ以前に経験したタイプのリターンを再現することは難しいという点を意識したい」と述べた。

米国株は近年、金融緩和などを背景に急上昇してきたが、サイクルの終盤に差し掛かっているのではないかとの懸念が強まっているという。

同社のポートフォリオ・ソリューション・チームのシニアストラテジスト、パトリック・ノラン氏は、ボラティリティーに直面した場合、以下の3つの選択肢があると指摘。

(1)市場の混乱をノイズとして扱い、基本的に無視する(2)市場の混乱に非常に敏感に反応して、リスク資産を投げ売りする(3)市場が上昇した場合に利益が得られるポジションを維持しながら、ポートフォリオにプロテクションを加える──。

同氏は「アドバイザーのモデルはまだ(1)のように見えるが、我々は今後(3)が望ましいのではないかと考えている」と発言した。

同社のファクター投資担当トップ、アンドリュー・アン氏によると、具体的には、質を重視する戦略が望ましい。安定した業績を残している企業、生産性の高い企業、比較的債務の少ない企業を重視することがポイントという。

同氏は「こうしたポジションをとれば、相対的にディフェンシブな立場で、市場の上昇に参加することができる」との認識を示した。

同社のラリー・フィンク最高経営責任者(CEO)は16日、米経済成長は再加速しつつあり、大半の投資家は世界的に株式をアンダーウエートにしているため、間もなく株に資金が戻ってくる可能性があるとの見解を示している。

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