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ブラックロック、第4四半期利益は予想超え 運用資産は過去最高

[14日 ロイター] - 米資産運用大手ブラックロックが14日発表した第4・四半期の調整後純利益は1株当たり10.18ドルと、リフィニティブのIBESデータによるアナリストの予想の9.14ドルを上回った。株式相場の上昇が追い風となり運用資産は過去最高の8兆6800億ドルに達し、同業他社との差をさらに広げた。

投資家が、ベンチマーク以上の収益を目指すアクティブ・ファンドや上場株式投信(ETF)を含むブラックロックのさまざまな事業に資金を投入し、ブラックロックの第4・四半期の純流入額は1270億ドルとなった。

世界各地の中央銀行の緩和的な政策と成長見通しの改善により投資家のリスク志向が強まる中、金融市場は第4・四半期に、それまでの2四半期の急速な上昇からさらに値を上げた。

株式相場の上昇がブラックロックの業績を力強く押し上げたが、決算で特徴的だった内容は、同業他社が顧客の買い戻しに直面すると予想される時期にブラックロックの流入額が大幅に伸びたことだ。

エドワード・ジョーンズのアナリスト、カイル・サンダース氏は、「今四半期の市場は誰にとっても素晴らしかったが、大半の資産運用会社は依然として資産が流出している。一方、ブラックロックの流入額の成長率は加速し続けている」と述べた。「ブラックロックが市場シェアを獲得していることを示しており、同業他社との差を広げていることが分かる」と付け加えた。

ブラックロックは、規模が拡大しているほか、世界中の金融市場を広く網羅している点から、資本市場で最も重要な企業の 一つとなっている。成功は、その規模と無関係ではないため、ブラックロックに追いつこうとしている同業他社の統合に拍車をかける可能性が高いとアナリストは述べる。

サンダース氏は「ブラックロックの規模や技術、総合的な商品ラインナップを同業他社が模倣しようとする中、業界内での企業の合併・買収(M&A)が活発化すると予想される」と話した。

ブラックロックのフィンク最高経営責任者(CEO)はこの日、費用を削減するのでなく価値を加える内容であればM&Aを検討すると話した。

同社は昨年2月、資産運用会社フランクリン・リソーシズが競合のレッグ・メイソンを45億ドルで買収。12月には米証券管理銀行ステート・ストリートが資産運用部門について、競合他社との合併などの選択肢を検討しているとブルームバーグが報じた。

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