[東京 29日 ロイター] - 米投資ファンド大手のブラックストーン・グループは29日、安倍晋三内閣で首相補佐官を務めていた長谷川栄一氏がブラックストーン・グループ・ジャパン(東京都千代田区)のシニア・アドバイザーに就任すると発表した。ブラックストーンでは日本の経済動向、プライベートエクイティ、不動産投資、資金調達などの助言をしていくという。
就任は2021年1月1日を予定している。
ブラックストーン創業者のスティーブ・シュワルツマン会長兼最高経営責任者はリリースのなかで、長谷川氏の広範なネットワークが、投資家や投資先企業の運営への取り組みや連携に大きな価値をもたらしてくれる、との期待を示した。
ブラックストーンによると、2020年の日本での投資規模は77億ドル(約8000億円)を超えたという。
清水律子
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