[4日 ロイター] - 米決済サービス企業ブロックが4日発表した第2・四半期決算は、普通株主帰属1株当たり純損益が0.36ドルの損失となり、前年同期の0.40ドルの利益から赤字転落した。暗合資産(仮想通貨)ビットコインが同期に約36%下落したことが響いた。
調整後の1株当たり損益は0.18ドルの黒字で、リフィニティブIBESがまとめたアナリスト予想平均の0.17ドルをわずかに上回った。
ビットコイン事業のグロスベースの利益は24%減の4100万ドルとなった。同社はモバイル決済サービスの「キャッシュアップ」を通じてビットコインの売買を仲介している。
アムリタ・アフジャ最高財務責任者(CFO)は会見で、不確実性の高い時期に入っていると説明。人員の採用ペースを減速し、2022年の投資目標を2億5000万ドル下方修正すると発表した。
ブロックは米ツイッター共同創業者のジャック・ドーシー氏が最高経営責任者(CEO)を務めており、前身は決済サービスのスクエア。
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