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中国の1月新規融資は過去最高、マネーサプライも予想上回る伸び
2016年2月16日 / 02:34 / 2年後

中国の1月新規融資は過去最高、マネーサプライも予想上回る伸び

[北京 16日 ロイター] - 中国人民銀行(中央銀行)が16日公表した1月の新規人民元建て融資は2兆5100億元(3856億ドル)と前月の5978億元から大きく伸び、過去最高となったほか、アナリスト予想も上回った。

 2月16日、中国人民銀行(中央銀行)が公表した1月の新規人民元建て融資は2兆5100億元(3856億ドル)と前月の5978億元から大きく伸び、過去最高となったほか、アナリスト予想も上回った。写真は北京で1月撮影(2016年 ロイター/Kim Kyung Hoon)

1月のマネーサプライM2伸び率は前年同月比14%となり、こちらも市場予想を上回った。12月のマネーサプライの伸び率は13.3%だった。

1月末時点の人民元建て融資残高は前年比15.3%増加した。12月末時点の増加率は14.3%だった。

ロイターがまとめたアナリスト予想は、新規人民元建て融資が1兆8000億元、人民元建て融資残高は14.4%増、マネーサプライの伸び率は13.4%だった。

また、1月の社会融資総量は3兆4200億元となり、12月の1兆8200億元から増加した。

アナリストらによると、新規融資の伸びは、春節(旧正月)休暇を控えて人民銀が資金供給を拡大したことが背景。

コメルツ銀行のアジア新興国市場担当シニアエコノミスト(シンガポール駐在)、周浩氏は「中国の銀行は1月、積極的にバランスシートを拡大した。これは、景気減速に対処するための、政府による暗黙の支援を示唆している」と指摘した。

アナリストらによると、人民銀は人民元相場に一段の下落圧力がかかるとの懸念から短期的には預金準備率や金利の引き下げを行わないとみられるが、景気下支えのため緩和政策を迫られる可能性もある。ただ、そうした場合も財政政策が主要な役割を果たす見込みだ。

人民銀行は2014年11月以降、政策金利を6回引き下げた。また、預金準備率も数回引き下げた。ただ、双方とも比較的まだ高水準にあり、緩和余地は残っている。

オーストラリア・アンド・ニュージーランド銀行(ANZ)のエコノミストは「資本流出が続くなか、人民銀行は流動性を恒久的に供給するため、預金準備率をなお引き下げる必要がある」と指摘し、第1・四半期に預金準備率が一段と引き下げられる可能性があるとの見方を示した。

*内容を追加します。

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