October 19, 2018 / 5:29 PM / a month ago

英中銀、「クリフエッジ」型EU離脱の公算小さくても対応準備=総裁

[ニューヨーク 19日 ロイター] - イングランド銀行(英中央銀行)のカーニー総裁は19日、英国が欧州連合(EU)と条件などで合意できないまま離脱する「クリフエッジ(崖っぷち)」型の離脱が現実のものとなる公算はいかに小さくとも、中銀は対応策を備えていると述べた。

カーニー総裁はニューヨークのエコノミック・クラブでの講演で「英中銀は英国のEU離脱(ブレグジット)を巡っては、最も可能性の高い結果ではなく、いかに現実のものとなる公算が小さくとも、無秩序なクリフエッジ型の離脱の結果に焦点を当てている」と表明。「言い換えれば、われわれは最善の結果を期待しているのではなく、複数の手段を通して最悪の事態に備えている」と述べた。

英国の銀行に対して昨年実施したストレステスト(健全性審査)には「ブレグジットに起因する可能性のある」広範なリスク、および損失に関する項目が含まれていたと指摘。離脱後の金融面での契約の継続性維持に向けたEU当局の取り組みは英当局と比べ「まだ限定されている」とし、英中銀がこれまでに示した見解を改めて示した。

来年3月の離脱があと5カ月後に迫る中、英国とEUは離脱条件などで合意できておらず、合意がないまま離脱する可能性は高まっている。ロイターが今週に入り実施したエコノミスト調査では、こうした事態となる確率は約25%であることが示されている。

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