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EUによる英清算機関の監督は限定すべきと警告=英中銀副総裁

 2月11日、イングランド銀行(英中央銀行、BOE)のカンリフ副総裁は、ベルリンでの講演で清算機関に対する国境をまたがる監督体制について、「ハンドルを複数の人が握る」のを回避する必要があると述べ、英国の欧州連合(EU)離脱後のEUによる英清算機関の監督は限定的にとどめるべきとの見方を示した。ロンドンで2017年6月27日撮影(2020年 ロイター/Jonathan Brady)

[ロンドン 11日 ロイター] - イングランド銀行(英中央銀行、BOE)のカンリフ副総裁は11日、ベルリンでの講演で清算機関に対する国境をまたがる監督体制について、「ハンドルを複数の人が握る」のを回避する必要があると述べ、英国の欧州連合(EU)離脱後のEUによる英清算機関の監督は限定的にとどめるべきとの見方を示した。

英国は今年12月にEU離脱の移行期間が終了した後もEU金融市場へのアクセスを求めている。ロンドン証券取引所(LSE)傘下の清算大手LCHはユーロ建てスワップ取引の清算業務で圧倒的なシェアを占めているが、移行期間終了後にEU域内の顧客向け業務が認められるかどうかはまだ決まっていない。EUは、英国がEUと同様の規則を導入するかどうか次第だと主張している。

LCHがユーロ建て金融商品取引の清算を大規模に手掛けている

ことを踏まえ、EU当局は同社の内部的な業務まで監督する意向だ。

カンリフ氏は「システム的に重要な企業に対する効果的な監督は、ハンドルを複数の人が握った状況では成し遂げられない」と強調。「企業は明確で首尾一貫したメッセージを必要としている」と語った。

さらに同氏は、EU当局と監督業務を共有する場合は、本国の当

局が中心的な役割を担うことを認識する必要があると主張した。

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