June 5, 2019 / 2:13 PM / 6 months ago

LIBOR代替金利への移行、予想以上に進展=英規制当局者

[ロンドン 5日 ロイター] - 英規制当局者は、ロンドン銀行間取引金利(LIBOR)に代わる新たな指標金利への移行が予想以上に進んでいるとし、移行によってロンドンの金融の中心地としての位置づけが強化されると述べた。

英当局はLIBOR不正操作問題を受けた指標改革として、デリバティブ(金融派生商品)などの金融取引の基準となっているLIBORを2021年末までにポンド翌日物平均金利(SONIA)に移行させることを目指している。

英金融規制当局である金融行為監督機構(FCA)のアンドリュー・ベイリー長官はイングランド銀行(英中央銀行)のイベントで、2021年末という期限は意欲的なものだが、LIBORが依然として根本的に「脆弱」なままであることなどを考慮すると、必要不可欠と指摘。「われわれが望んでいた進捗よりもおそらく幾分前に進んでいる」と述べた。

SONIAを巡っては、期間が長い取引の基準として用いられる3カ月物や6カ月物のターム物金利がなければ、移行できないとの声が出ているが、ベイリー長官はターム物金利の設定に向け作業が進んでいると言及。多くの取引でSONIAに移行される可能性があり、市場参加者はターム物金利の設定完了を待つべきではないとの見解を示した。

一方、英中銀のラムスデン副総裁はブルームバーグテレビで「SONIAという新たな製品、新たなインフラの導入がロンドンに有益である可能性がある。ロンドンにとっては金融の中心地として好ましい」と述べた。

また規制当局は円滑な移行を確実にするために監視を強化するとし、「企業はSONIAを基準とした商品の取引を可能にするための必要な作業に集中し、2021年以降のLIBORの追加的な取り扱いを止めることが必要だ」とした。

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